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【役員インタビュー】人事視点から見たプロレド・パートナーズとは #CHRO #入社インタビュー


K/N

外資系メーカー、メガベンチャー、日系大手企業など主にグローバル展開を行う企業で人事職を経験した後、 2021年5月にプロレド・パートナーズに参画。人材・キャリアのプロフェッショナルとして人事戦略を立案。小学1年生の娘に相手をしてもらうのが楽しい。

これまでどのような企業・職種を経験されてこられたのですか?

私は外資系の日用品メーカーへ人事として新卒入社し、そこから20年以上人事としてのキャリアを歩み続けています。20年以上の人事キャリアの中で、日系のグローバルアパレルブランド企業であり、カリスマオーナーが率いる企業、欧州に本社を置く世界最大級の嗜好品メーカー、日本のネット産業、特にモバイル領域で牽引してきた企業を経験し、会社の歴史や製品サービス、文化が全く違う企業の中で採用をはじめとした人事業務を担当してきました。

人について漠然と興味があり、教育学部に進んだこともあり、人事職は天職なのだと思います。

プロレドへはCHROとして入社されましたが、CHROって組織においてどのような存在なのでしょうか。

Chief Human Resource Offerの略称で、日本語では最高人事責任者と訳されることが多いですね。経営の4大資源は「ヒト・モノ・金・情報」で、いかにその資源を活用して経済営利活動を行っていくかを考えることが重要です。CHROは、経営者の右腕としてこの最重要経営資源であるヒトや、人が属する組織にかかわる領域を中心に経営判断に貢献して行く人だと思っています。では、具体的に何をしているのか、採用をはじめ、人事領域の日々の業務の推進や人事組織課題の解決に加え、会社の今後なっていきたい姿を見据えながら、中期経営計画を見据えながら、それをヒトの分野でどう実現していくかというところを毎日考えています。

お金にしても、情報にしても、モノにしても、それを扱い、形にしていくのは、そこで働くヒトですよね。しかも、ヒトは、他の経営資源と違って、個々に心と意思があって思い思いに行動します。他の経営資源を生かすも殺すも、会社の戦略を実行するも、全然違うことをしてしまうのも、ヒト次第なので、企業の運命を左右しかねない重要で大切な存在なんですよね。

売上や中期経営計画、プロジェクトの進捗など、なにかと数字・期間で判断する機会が多く、そこで働く人がフォーカスされることは少ないのですが、そのすべてを動かしているのは経営資源である「ヒト」だという視点を忘れずに経営判断のバランスを正しくとろうとする役割なんだと考えています。

奥が深い仕事ですね。では、中西さんはなぜプロレドという組織に入社されたのでしょうか。

これは正直、代表の佐谷さんとの出会いがきっかけですね。これまでのキャリアでお分かりいただけるかと思うのですが、私は元々有形商材があるBtoCビジネスが好きだったので、無形商材を扱いBtoB向けの事業展開をするプロレドとは対極と言っていい分野で働いていました。これまでグローバル展開をする企業にそれぞれ在籍し、攻めの人事として楽しいキャリアを築いてきましたが、前職でふと立ち止まりたくなるタイミングがありました。家族のために自分の時間をフルに使いたいと考え、短期間ではありますが45歳で主夫となりました。この期間は、仕事からいったん離れたことで、かえって自身のキャリアを振り返る良い機会ともなりました。

私は、やりがいを感じられるような職場か、そうでないかは、経営層と人材、社風や制度、それに事業内容や会社の成長度合いなど様々な要素が複雑に絡み合って決まるものだと思います。これまでのキャリアでどんなことが楽しかったのかを挙げていったときに、自分は誰かの求めることに対して価値を提供して対価を得られる事業を展開する組織に惹かれますし、そこで価値提供のためにひたむきに努力を重ねて切磋琢磨してる人たちと充実した仕事がしたいし、その人たちが働いていて楽しいと思える職場づくりをしたいのだと気付きました。そうした組織で自分が働くためには、経営を担っている人がどのような想いで会社をリードしているのか。そして、その人と一緒にやって行きたいと思えるかが重要だと思ったんです。

そんなとき、ひょんなきっかけでプロレドのことを知りました。私がBtoCビジネスが好きなのは、お客様が欲しい価値を提供したことに対して適正な対価をもらうことができるという考え方があるからで、プロレドの成果報酬というビジネスモデルはBtoBではありますがその価値観と一致したんですよね。さらに、代表の佐谷さんは、私から見たときに、組織に属する社員がどうしたらやりがいや働きやすさを感じるのかを常に考えていて、情のある方だなと感じました。この人と一緒に自分が理想とするヒトがいきいきと働ける職場づくりができたらと強く思えたことが入社の決め手となりました。

実際に入社をして、プロレドはどのような会社だと感じていますか?

入社前に思っていた通り、提供しているサービスが非常に正直な商売で、社会貢献性が高いことは私がかつていた外資系日用品メーカーが生活必需品を高品質安心価格で提供していたこととやはり似ているなと思います。 

また、CHROの立場としてはありがたい限りなのですが、なんといっても一緒に働いている社員が魅力的ですね。プロレドに対しては入社前の選考時から、まず社員ひとりひとりが良い人で真面目で、道徳水準が高い人たちの集団だと感じていました。入社してみてもそれは変わらず、社員の性善説に基づいたビジネスの意思決定ができているなと至るところで実感します。たとえばプロレドは新型コロナウイルスの流行が始まってからすぐに就業環境が在宅勤務メインに移行しました。今でもそれは変わっておらず、さらにはリモート勤務の形態で働いている社員も多くいます。これは、社員が基本的にどこにいても成果の質が落ちないように真面目に愚直に頑張ってくれるはず、という会社・社員間で信用、信頼が成り立っていなければ続かないものです。ビジネスモデルと同じく、誰かの役に立ちたいと考える社員が多いから、どう考えたらオンラインでも伝わりやすいか、相手の負担を減らせるかを考えて自然に行動に移している社員が多いように感じますね。

実際に働いていても、人のいい方が多い職場で常日頃助けられる事が本当に多いです。そんなプロレドだからこそ積み上げられるキャリアはどのようなものが考えられますか?

今の時代、働き方が多様化していますよね。少し前であれば、どういうキャリアを歩むのが良いのかモデルケースを参考にするのが、王道だったと思うんですけれども、今は様々な働き方で溢れています。そうした時代だからこそ、キャリア形成のために主体的に動かなければなりませんが、そうはいってもどうしたらいいのか良く分からない人も一定数いると思うんですよね。キャリアは上司や会社が作るものではありません。モデルは上司や会社でも提示できますが、自分で考えて、会社の中でのいろんな事業ニーズを理解しながら、チャンスを上手に獲得していく、というのがよいと思うのです。ですから、将来何かやりたいことが見つかった時にチャンスをすぐにつかむために、仕事上の基礎体力をつけ、できることを増やしておくことが重要だと思うのです。

ではプロレドではどんな力が身につくのか。たとえば、コストコンサルを中心に身につく、分析力、課題発見抽出力、お客様との交渉力が身につきますし、SaaSサービスを提供する戦略デジタル本部に所属では、お客様のニーズを製品に反映していくという今世の中で求められている力が備わります。社員がお客様と向き合って仕事をしているからこそ、将来に向けての重要な基礎力が身に付くと思いますし、価値=対価を掲げて正直な事業展開を行っているからこそ身につく、社会人としての高い行動規範、倫理観もあります。 

また、プロレドで働くメリットをもう一つ挙げるとすると、プライム上場企業でありながら経営層と社員ひとりひとりの距離が非常に近く、自身が挑戦したいことをしっかりと伝えられて、実現するための道を一緒に考えることができるということでしょうか。幸いなことにプロレドであれば、各業界のことを横断的に理解することもできますし、ある業界、業種に深く入り込んで変革する経験を積むこともできます。経営者と商談し、時にはタフな協議を行う力をつけたり、新しい領域への挑戦を行っていくこともできます。いろんな費目を理解した購買・交渉のプロにもなれますし、お金の流れをきちんと理解して、経営の右腕としてリードしていくようなハンズオン支援、グループでは企業投資から事業までを行っているファンド事業があったり、地域社会への貢献につながるパブリックセクター、Pro-SignやPro-LeadのようなSaaSサービスを提供するチームがあったりとキャリアパスは無限大です。

また、今プロレドでは、直属の上司と月1回、1on1面談を実施するようにして、定期的に上司と仕事やキャリアを話す機会を作り、半年に一度の目標設定・評価のタイミングでは、自分のキャリアを振り返れるような機会にしたり、社員が主体的にキャリアを考えてもらえるような仕掛けにしています。それぞれの状況、ライフステージで、キャリアの考え方って変化していくので、自分はどんなキャリアを歩みたいと考えているのか。その時々に合わせてフレキシブルにデザインし、会社と描いていく環境は整ってきたと思います。

実際に社内転職をして新たなキャリアに挑戦する社員も多いですよね。最後にCHROとしてプロレドの組織に興味を持ってくださった方に一言お願いします。

プロレドには、考えることが好きだったり、誰かの役に立ちたいという熱い想いを持っていたり、地道にコツコツ業務を進めるのが得意だったりする人が多いです。そんな社員が多い組織だからこそ業務に邁進することができ、自分の目指したいキャリアに合わせて成長ができる会社だと思います。

やはり事業なので、社内の数字達成のためやお客様のニーズにこたえるために悩むことはもちろんあったとしても、社内の人間関係面ではストレスが少なく、仕事でもプライベートでもやりたいことに集中できる環境って実はけっこう珍しいのではないかと思います。

年齢や性別、国籍、趣味嗜好も多種多様ですし、自分も含めてバックグラウンドが多様な人が多いのでキャリアに対する考え方も様々ですが、様々な分野のエースが結集して力を発揮できる組織にしていきたいですね。

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