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【パブリックセクター】成果報酬型コンサルで自治体のこれからを変えていきたい #事業紹介 #女性活躍

国・地方公共団体などの公的機関を対象にコンサルティングを行うチーム「パブリックセクター」についてです。完全成果報酬型で企業の課題解決に取り組んできたプロレド・パートナーズでは、そのノウハウをもとに公共施設維持管理コストの適正化など行政経営の課題解決にもサービス領域を拡大しています。自治体と伴走してプロジェクトを進める、パブリックセクター責任者であり営業担当のH/Iさんとパブリックセクター コンサルタントのT/Kさんに業務内容や仕事のやりがい、チームの今後の展望などについて話を聞きました。


【パブリックセクター】成果報酬型コンサルで自治体のこれからを変えていきたい #事業紹介 #女性活躍

H/I

大手求人広告会社を経て2017年よりプロレド・パートナーズへ参画。国内初の自治体におけるPFS(成果連動型民間委託契約)を活用したコスト適正化プロジェクトを推進。また、上場大手企業のコスト改革プロジェクトやPEファンドの投資先企業へのバリューアッププロジェクトにも多数参画し、多くのコストマネジメントをリードする。趣味は家庭菜園(トマトとナスが自慢)。息子のサッカー観戦が休日の楽しみ。

【パブリックセクター】成果報酬型コンサルで自治体のこれからを変えていきたい #事業紹介 #女性活躍

T/K

東京大学法学部卒業後、総務省入省。出向先の宮城県庁にて予算編成業務を経験した後、総務省にて固定資産税制度の改正に従事。2021年4月に株式会社プロレド・パートナーズ入社後、パブリックセクターの立ち上げに尽力したほか、PFSに関する記事執筆や新しいPFS事業の開発に従事している。休日の過ごし方は地元密着型のお店で昼間からお酒を飲むこと。

成果を追求するプロレドだからできる行政経営への支援とは

-今年プロレドの組織内に新たに誕生した「パブリックセクター」。業務内容を詳しく教えてください。

T/K:パブリックセクターは、国の省庁や自治体などの公的機関を対象にコンサルティングを行うチームです。現時点では、自分を含むコンサルタント2人と営業担当のH/Iさん、それにサポートメンバーの4人で業務を行っています。行政領域に特化した知見を活かしながら、主にPFS(成果連動型民間委託契約方式)を活用し、成果の創出まで責任をもって行政課題の解決に取り組んでいます。具体的な業務内容としては、社内のコンサルタントと連携してプロジェクトを推進するのに加えて、PFSは国内ではまだ認知度が高くないため、官民連携して課題解決に取り組むことができる効果的な手法であることを広く知ってもらうための広報や営業も幅広く担当しています。

H/I:私の担当は営業です。民間企業向けの営業活動も並行して行っていますが、パブリックセクターにおける営業の場合は、自治体が抱えている悩みをプロレドのリソースを使って解決することができないかを提案しに行くのが主な仕事です。例えば、自治体の歳出削減を目的として公共施設維持管理コストの適正化を提案する場合、自治体は入札などを通して競争環境を作り出し、ルールに則って調達しているので課題感を抱いていない事が多くあります。ですから、まずは課題の顕在化や細かい業務内容の把握から始まります。プロジェクトでは自治体が外部へ委託する業務の仕様内容など、細部まで踏み込んで成果創出へつなげますので、1民間企業でありながら自治体と一体になって行政経営の課題解決に尽力できていると感じられます。とても難しいプロジェクトとなりますが、大きなやりがいにつながっています。


-プロレド・パートナーズはこれまでも積極的にPFS事業に取り組んできましたよね。国内初のコスト適正化PFS事業である神奈川県鎌倉市の「本庁舎の管理業務等に係るコスト削減支援業務」や千葉県市川市の「電力供給契約に関するコスト削減支援業務」、長野県小諸市の「市庁舎等建物管理業務に関するコスト削減支援業務」を受託されてきました。実際のプロジェクトにおいて印象的だったエピソードを教えてほしいです。

T/K:私が入社する前に実施したプロジェクトのエピソードですが、夜間警備業務が仕様内容に則って適正に行われているかを判断するため、実際に夜に警備員さんの後ろをついて回って業務をモニタリングしたという話がプロレドらしくて印象に残っています。一般的なコンサルティングファームだと、1つ1つの業務の現場に足を運んで現状を把握するのはとても手間がかかることですから、担当の方にヒアリングをして終わりとすることも多いのではないでしょうか。しかしプロレドは成果にこだわるからこそ、たとえ時間はかかっても現場の警備員さんが何をしているか自分事として責任をもって現状分析を行い、何か少しでもコストの適正化に貢献できる部分を探求したのだなと感じられ、実行支援に強みがあるプロレドらしいエピソードだと思いました。
 


-1つ1つの業務まで把握しようという、その着眼点も面白いですね。
 

H/I:そうですね。結果として夜間警備業務はシフトスケジュールや業務内容を把握し検討した結果、安全を守るためにその仕様内容が適切だと判断したため変更の提案はしませんでしたが、他の業務委託契約で同じ時間帯に類似業務を行っている人がいたことがわかり、重複が生じないように類似業務の仕様を変更し、結果コストの適正化につながりました。

数多くの経営課題解決に取り組んできた我々だからこそ、これまで安全面や業務面で問題がなく長年続いてきた仕様であっても、プロジェクトを推進する中で業務効率化やコスト適正化につながる仕様の変更が可能な点に気がつけたのではないかと感じています。プロレドにお任せいただくことで自治体の担当者には極力負担がかからない形で業務をひとつひとつ丁寧に見直すことができますし、コストが適正化されることで新たな施策のために自治体がお金を使うことができ、住民へのサービス向上の足掛かりとなり、結果住民への還元につながっていると考えると、やりがいの大きい仕事だなと思います。


-コスト適正化をした先に住民の姿が見えるのはたしかにやりがいもひとしおですね。T/Kさんは公務員を経てプロレドに入社していますが、どんなときにやりがいを感じますか?

T/K:自治体の方と関係性を作るところから、課題に寄り添った提案を行い実行し、成果を出すまでの一連の流れを経験できるこの仕事はやりがいだらけだと思います。中でも、自治体の方と同じ目線で、同じ目的に向かって進んでいると感じられるときは、公務員出身者だからこそ「やった!」と思える瞬間かもしれません。自治体は税金で運営されているため、民間に比べてリスクを取ることに敏感です。ミスを防ぐために仕事の担当課が明確に分かれており、普段は横(部署をまたいで)の連携がなかなか難しいんですよね。

一方、私たちが提案するPFS事業は新しい行政手法なので、予算担当課・契約担当課など複数の部署が連携することが不可欠となります。部署ごとにこれまで積み重ねてきた大事にしたいものがある中で組織一体となってコスト適正化に取り組むには、財源を捻出し住民への行政サービスに還元したいという想いを共有しなければなりません。ハードルもたくさんありますが、自治体の各部署・そこに住む住民・プロレドが三方よしになる提案を考え、自治体の方と一緒に進めていけることになったときは本当に嬉しいですね。

私は公務員出身者として自治体独自のルールを知っているからこそ、プロレドがこれまで培ってきたノウハウを行政課題の解決につなげる、いわば橋渡しのような存在になれたらと考えています。

自治体の未来がそこに住む人にとって心地よいものであってほしいから成果を出すことに挑戦したい

-お2人とも精力的に業務にあたっていますが、行政課題を解決することで社会をよくしていきたいと考えるきっかけやモチベーションは何なのでしょうか。

H/I:私のモチベーションは「自治体のこれからを変えたい」という思いです。これまで自治体はよりよくなることよりも現状維持を選ぶような保守的な組織だと思い込んでいました。しかし、ありがたいことに自治体の方と接する機会が多い今、実際にお会いすると、地域をよりよくしたいと心の中で静かに闘志を燃やしている方が多いのです。ただ、日々の業務で忙しい中で、潜在的な課題に気が付くのは難しいことだと思います。だからこそ、「PFSという手法があります。この方法を使って、プロレドのノウハウを使えばあなたの自治体のこんな課題が解決できます。必要ではないですか?」と相手のニーズを喚起して、自治体の中の協力者とともに案件化へ向けてチャレンジしていけるこの仕事には日々モチベーションが高まるばかりです。

T/K:私は地方出身ということもあり、日本各地のそこにしかない個性・魅力に出会うのが好きです。しかしこれから更に人口減少・過疎化が進むと、ふるさとに住み続けたくても行政サービスがないために移住せざるを得ないような未来が来るかもしれません。それはとても寂しいですし、私たちの世代が何もしなかった責任なのではないかと思います。持続可能な行政サービスを実現するためには自治体が経営視点を持って変化に柔軟に対応していくことがとても重要だと考えているので、プロレドで少しでも貢献できればと思いながら日々働いています。


-熱い想いを持っているT/Kさんですが、自治体向けのサービスを提供している民間企業は他にもある中で、転職先としてプロレドを選んだ理由はなんだったのでしょうか?

T/K:「もっと手触り感を持って、日本各地の自治体が抱える課題の解決に携わるチャンスがないか」と漠然と考えていた時にプロレド代表の佐谷と話す機会がありました。そこでいきいきと語られた官民連携の未来像を一緒に実現できたらいいなと感じたのが1番の理由です。

これまで私は官と、ビジネスとして利益を追い求める民の間には大きな壁があり、官と民が本当の意味で有機的に連携することは難しいのではないかと感じていました。そんな想いをぶつけると、佐谷から「ビジネスだからこそ社会に必要とされる部分には積極的に投資をしていくべきだし、自治体がリスクを取りにくいならプロレドがリスクを取ることで課題を解決していきたいよね」との言葉が返ってきました。それを聞いた私はこんな柔軟な発想で官民連携を捉えている経営者がいることに驚くと共に、プロレドが時代に応じて変化し続けることで自治体をもっと柔らかくすることができるのではないかと、ワクワクする気持ちが止まりませんでした。

実際に入社した後も、入社前に思い描いていたイメージと乖離することなく仕事を進められています。民間企業だからこれだけしかできないとか、期待された業務しかやらないなどというドライな関係ではなく、「成果が出るところまで一緒に取り組みましょう」と一歩踏み込んだ提案ができるのがプロレドならではの面白さだと実感しています。
 


-成果を求めるプロレドだからこそ感じられる仕事の醍醐味はどんなことがありますか?

T/K:コスト適正化PFS事業でいえば、仕事の成果として「市の歳出削減額がいくらで、捻出した財源を使って新たな事業が実施できた」など社会貢献の度合いが定量的に見えやすいというのが醍醐味だと感じています。また、自治体は民間企業に比べて公表データが多いので、データを分析して課題感や潜在的なニーズをうまく探り当てることができると、考え抜いた甲斐があったなと嬉しいですね。

H/I:T/Kさんの回答には私も同感ですね。公表データが多いだけに、何も調べていかないと効果的な提案に結びつかず、結果として事業化とならず、お手伝いができません。自治体が抱える課題解決のお手伝いをやり抜きたいと考えているからこそ、事前に公表データを調べ尽くしますし、その調査・分析を基にした提案の中で、相手の課題感とこちらの提案内容が合致した時は喜びもひとしおです。

また、私個人のお話にはなりますが、少なからず自治体向けの営業経験を積んできているので自治体内のルール、お作法のようなものがだんだんと分かってきて、担当者からの問いに対して、求められる形や新たな気づきとしてお答えできるようになってきたのは営業としての醍醐味につながっているなと思います。

自治体のこれからをともに考え抜き、課題解決のすそ野を広げていきたい

-行政経営の課題解決のために日々お忙しくされているお二人ですが、プロレドはどんな会社だと感じていますか?

T/K:新しいことへの挑戦を後押ししてくれる会社だと感じています。しかも挑戦を応援するだけではなく、一緒にやってくれる会社です。行政課題と向き合う中で「プロレドの持っているノウハウで解決できそうだけれど、パブリックセクターだけでは解決できない」という状況に陥った時はチーム外の同僚に相談をすることが多いのですが、話したことのない相手にいきなりチャットを送っても、解決の糸口を複数提示してくれたり、資料をわざわざ作ってくれたり、前のめりでサポートしてくれるのです。チームは違えど、自治体の課題を私たちと同じように自分事として考えてもらえているのだと嬉しくなりますし、この会社の思いやりにあふれた社風は新規事業を進めていく中で心強いと感じています。

H/I:同意見ですね。プロレドに入社してから問題解決に向けて考え抜いた時間は、私の社会人人生を振り返ってみても圧倒的に多いと思います。社内の行動規範の一つとして「ThinkOut(考え抜く)」を掲げていることもあり、社員全員に習慣づいているんですよね。

あとは多様性を大切にしている企業だとも思います。プロレドに入社してくる方の経歴は本当に様々で、正直個性的な人が多いんです(笑)。そのわりに嫌な人だなと感じる同僚がいないのがいいところだなと思っています。プロレドのルールはこう決まっているからと考えを押し付けるわけではなく、お互いを尊重し合えているのは本当にいい社風だなと感じています。成果を出すために考え抜くという環境は忙しいし大変ではありますが、人が温かくて意外に居心地がいいのではないかという気がしています。
 


-プロレドのパブリックセクターでは、一緒に課題解決に取り組んでくれる方を募集していますが、チームに向いているのはどんな人でしょうか?

H/I:自治体の内部のことをある程度知っている人がスムーズに業務にあたれると思うので理想ですね。私自身、民間企業向けの営業を長年経験してからでしたので、自治体向けの提案の仕方を1から身に着けて行くのは苦労しましたし、官民の考え方の違いを理解するまでにも時間がかかりましたので、ある程度自治体向けの営業経験があったり、公務員経験があったりする方に来てもらえると、入社後早い段階から、どう行政課題を解決していけるかを考えるための時間にあてられて、より良いのではないかなと思います。

T/K:自治体関係の業務経験がなくても、自治体に対するコンサルティングを通じて「これからを変える」ことに関心がある方であれば大歓迎です。パブリックセクターは5月にできたばかりのチームですので、新規事業や部署を立ち上げた経験がある方はスムーズにフィットしていただけるのではないでしょうか。

また、プロレド全体にも当てはまることだと思うのですが、型にはまった見方ではなく、相手の求めていることに合わせて柔軟にコミュニケーションを取ったり、課題解決方法を考えたりすることが好き・得意な人は向いていると思います。


-最後に行政課題解決に貢献できるプロレドに少しでも興味を持ってくれた方にメッセージをお願いします。

H/I:自治体と一緒に課題解決に取り組んで社会をよくしたいという強い思いを持っている人は、挑戦しやすい環境が整っているプロレドはおすすめです。特に、民間企業向けの事業とは全く違う分野なので、経験値を増やしたいとか営業や課題解決スキルの幅を広げたいと考える方には経験をどんどん積んで、新たな知見を広げられる良い環境が整っているので今後のキャリアのプラスにもなると思います。一緒に熱い想いを共有できる方、お待ちしています!

T/K:パブリックセクターは代表直下ですからスピード感がありますし、自分の裁量を大きく持ってやりがいがある仕事がしたいという方にはいきいきと働いていただけるチームだと思います。現在はコスト適正化PFSを軸としていますが、2~3年後にはコスト適正化以外の新たな領域にも事業を拡大していき、最終的にはPFS以外の手法も柔軟に活用して課題を解決する「行政経営のパートナー」になりたいと考えています。これからご参画いただく方には、これまでのキャリアで培われたノウハウや専門知識を存分に活かして新しいサービスの開発を楽しんでいただけると考えていますので、ぜひご応募いただけると嬉しいです!

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